メモ帳
最新のトラックバック
カテゴリ
全体 旅 イタリア アート アニメ・マンガ 音楽 建築 映画 演劇 自然 イベント 本 言語・語学 デザイン おしらせ、ごあいさつ、近況 ブルーノ ムナーリ 生活 ファッション 映画「赤い点」 ワークショップ 未分類 以前の記事
2018年 09月 2018年 04月 2017年 08月 2017年 04月 2016年 08月 2016年 06月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 04月 2014年 11月 more... 検索
タグ
アート(12)
イタリア(8) スイス(2) カメラーノ(2) インスタレーション(2) 窓(1) art(1) アートフェア(1) アンコナ(1) インテリアデザイン(1) デザイン(1) ボローニャ(1) マルケ州(1) メーク(1) ワークショップ(1) 映像(1) 田舎風景(1) 日本(1) フォロー中のブログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2009年 07月 27日
先月末、駆け足訪問したニューヨークでのギャラリー巡り。
不況とはいえ、NYのアートマーケットのパワーに圧倒された。 チェルシー・ブルックリンを中心に星の数ほどあるギャラリー群。 これだけたくさんあると、さすがにお腹いっぱい…。 ブルックリン地区は、若手作家や実験的なアートを紹介。 チェルシー地区は、元倉庫跡を使った巨大なロフトスペースが並ぶ。 こちらは24th st.にあるMary BooneギャラリーでのJacob Hashimoto展。 イタリアでも見慣れた彼の作品だが、これだけスケールのある空間で見ると、その魅力も倍増。 同じ24th st.には、世界的に権威あるギャラリーGagosianギャラリーも。ちょうど草間弥生展を開催中。このギャラリーを観覧してる人の中に、見覚えのある顔が…。なんと偶然ブレラの友人を発見!イタリアのテルナ賞というアートコンクールで受賞したメンバーが、NYで展示を開くために招待されて今夜がオープニングとか。こんなところでイタリア人グループに遭遇するとは、美術の世界は狭いものだ。 こちらPerry Rubenstein ギャラリーは日本でも紹介されたことのある英国アーティスト・Richard Woods展。 木版を建築的にインスタレーションした作品で知られる。版を空間的に用いる手法は、私の興味に通じるところがあり、とても魅力を感じた。 チェルシーには、建物の1室1室にギャラリーが入ったコンプレックスビルが幾つもある。もはや、全部見るのは不可能に近い。 中には、小規模ながらも面白い展示に遭遇することもあり、新たな発見がある。これはアイルランドの一般人とのコラボで編んだウールの車インスタレーション。 NYにこれだけの数のギャラリーが存在するということ自体、それに相応するマーケットが機能しているということ。実際、価格リストを見てみると、かなり高額なものがほとんどで、不況のせいか売れているものも少ない。しかし、このアートマーケットの大きさには圧倒されるものがある。 アートは経済に密着した、非常に特殊な世界であると改めて実感。
by caopom
| 2009-07-27 19:56
| アート
|
ファン申請 |
||