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2009年 07月 10日
最近、少部数発行本の出版が世界的にブームである。
東京でも、ついに本日から3日間、初のZINE'S MATE THE TOKYO ART BOOK FAIRと題するインディペンデント出版のフェアが開催される。UTRECHTの江口さんやPAPERBACKが指揮を執り、日本でもついにこの手のイベントが開催されることを嬉しく思う。出展者も個性派出版社から、コンテンポラリーアートギャラリー、アーティストなど、幅広い。最近流行のZIN(少部数の冊子)を中心に、アーティストブック、写真集、絵本等、少部数のインディペンデント出版には個人的に興味津々だっただけに、今後の動きに注目。 そういえば、スタジオエトセトラから『童話物語』を限定出版したときも、巽孝之教授が書評で「インディーズ出版」と謳ったのはもはや10年以上前だけど、まさにこの手のフェアで集まる本こそ、それであろう。 そもそも、この手の限定出版の元祖といえば、ここ。N.Y.のPrinted Matter,Inc。 先月末、駆け足で訪問したニューヨークで、ギャラリー街チェルシーで偶然遭遇。 以前から行きたいと思ってたけど、目の前に見つけて即入店。 中はZIN(ジン)がぎっしり。わくわくするけど、本当に琴線に触れて購入に至るまでのZINって意外と少ない。 ニューヨークの本屋は、多様でおもしろい。 インディーズ系といえば、Printed Matters,Incのほかにも、おもしろい本屋を見つけた。 ブルックリンのウィリアムズバーグというイカした地区にあったこの本屋 SPOONBILL&SUGARTOWN BOOKSELLERS。 レアな古本やアートブックから、ZINまで、かなりセレクトされていて、もはや一日中いても飽きなそう。あれもこれもほしくなってしまってこまった。時間の流れもゆったりしてて、黒猫が本の上でお昼寝。 インターネットの時代とはいえ、本は、本独自のスタンスを強固なものにして、ますますおもしろくなってる。ウェブサイトを使っての流通や広告が可能になっただけに、インディペンデントな出版の動きも世界的に盛り上がってきてるようだ。ウェブ時代とはいえ、やはり本は無くならない。
by caopom
| 2009-07-10 08:48
| 本
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