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2006年 05月 22日
PRIMAVERILE ROMANA A.R.G.A.M 2006という5月から6月にかけて開催される展覧会参加のため駆け足のローマ訪問。19の近現代美術ギャラリーが所属する協会"A.R.G.A.M"が主催し、この19のギャラリーが同時期にお抱えアーティストの展覧会を催し、その横にイタリア芸術賞の受賞者及び最終入選者の作品を展示するという企画。私の作品はその協会長が主催するPopolo広場近くのギャラリーで出展されることとなった。もともと若手を扱うというよりは、既に名の通ったベテランを多く扱うギャラリーの協会であるため、その古く堅いイメージは色濃く、一世代前の雰囲気はぬぐえないものの、作品発表の機会が与えられるという意味では非常にありがたいことである。当日搬入した作品があり、予想外の展示方法にトラブる一件もあったものの、オープニングは相当な賑わいを見せており、ギャラリー外にもあふれだす繁盛ぶり。年配のギャラリーオーナーはデ・キリコの展覧会企画で3度の日本訪問を経験してるというだけあり、相当な顔の広さであることが、その客層から明らかであった。2004年のローディでの展覧会でも感じたことだが、イタリアではいわゆる老年層が積極的に展覧会や文化協会の企画運営に携わり、いまだ積極的に動いているという事実があるようだ。
展覧会の後はトラステヴェレ地区で新しいエノテカを発見、ワインとおすすめピアット、ロマーノ店主のおしゃべりを堪能し、その後ローマに住む友人と合流しビールを飲む。作曲に携わる友人がかわいいローマ大学の女の子達を連れてきたために彼女達とのおしゃべりに花が咲く。ローマに住む人々は、オープンでおしゃべりで飾り気がなくかわいらしい。女の子の車にみんなで詰め込み、ホテルまで送ってもらう途中も、ぴーちくぱーちくローマ案内+あっちじゃないこっちじゃないとナビゲーション、絶えず賑やかに笑い話し続けるそのパワーはほんと日本人DNAとは違う何かを感じてしまう。ざわついた時間はあっという間に過ぎ、こうして1日目は風のようにふっとんでった。
by caopom
| 2006-05-22 16:58
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