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2005年 11月 22日
ウルビーノ滞在中、私の大好きな映像作家「ジャンルイジ・トッカフォンド」のセミナーのポスターを発見。なんと偶然、私の働いてる工房の在るISIAという応用美術大学で私の滞在最終日にトッカフォンドのカンファレンスが行われるとのこと。そもそもウルビーノはIstituto d'Arte(高等美術専門学校)での日々を過ごした彼にとって意義深い町なのだ。それにしてもなんて強運な私。あとでわかったのだが、トッカフォンドにとっても超久々のウルビーノ訪問だったそうだ。この日にあわせてミラノからアニメーションの仕事に携わるディエゴも合流し、ISIAの会場へ赴く。
一般にも開放されていたものの、聴講のメインはISIAの学生。溢れかえる大教室で真剣にトッカフォンドの講義に聴き入る学生たち…。最初は軽い挨拶から始まり、その後トッカフォンドの主な映像作品短編が30分間上映。新作「小さなロシア」も見ることができた。そして彼についてのお話、質問タイム。 中でも興味深かったのは、画家を志していた彼が、どのように広告界で仕事をするようになったか、アニメーションの仕事に携わるようになったかという過程の話。若かりし彼がRiccione(ウルビーノにも近いエミリアロマーニャの町)からMilanoへ引っ越すことになり、広告の仕事を始めつつも、廃工場で絵画の制作に打ち込んでいたことなど。その後どのように海外とのコラボレーション(フランス・アメリカ・日本等)をしてきたか。また彼の「アニメーション」論など。 雪降りしきるウルビーノで行われたアットホームなカンファレンス。 急に決まったウルビーノ滞在における、最後の贈り物とも言えるような出来事だった。 トッカフォンドの映像はこちらでも見ることができます。
by caopom
| 2005-11-22 15:30
| アニメ・マンガ
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