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2005年 10月 23日
![]() ヴェネツィアのある角を曲がるとそこには臭そうな写真が溢れていた。 道端に捨てられたゴミ袋だとかそれをあさるカモメとか犬だとかの写真がガード下の掲示板一面に無造作にはられている。ヴェネツィアの友達によると、これはこの掲示板の横にあるレストランオーナー企画の「臭うコンクール」と名付けられた写真のコンテストだとか。ヴェネツィアに溢れるゴミの社会問題に対するマニフェストであり、観光客であふれる繁華街となりつつあるヴェネツィアの旧市街を市民によって改革していく社会運動の一環でもある。ヴェネツィアでは不燃物の仕分けもなく、ただ家の前にゴミ袋を置いておくだけで、日曜以外の早朝にゴミ収集人が回収してくれる。そんな制度が生んだ社会問題は以前から語られてきたであろうが、改革する兆しは見られない。 11月3日から14日までこちらからオンライン上でも写真を閲覧・投票できるので、ぜひご参加を。結果は15日に発表とのこと。 ![]() ヴェネツィアビエンナーレ・美術の祭典で賑わう街角で、ひっそりと町民によって行われてるコンクールに気づいた観光客は、ほとんどいないのだろう。
by caopom
| 2005-10-23 20:05
| アート
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Comments(4)
かおりさん、あそびにきました。臭うのはたしかに環境的に問題かもしれませんが、逆に過剰なまでに臭いに蓋する社会もわたしはとつても怖い。またきまーす。
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こんにちは。お元気ですか。
ヴェネツィア、路地裏はいるとたまに凄いことありますね。 街の構造上、人の手をきちんと入れないと綺麗にならないどころか 保全仕切れない。住んでいる方にすれば切実で、 だから「行政しっかりしろよ」と来る。 こういう問題を華やかなものの影に追いやることが、 臭いに蓋をする行為なんだろうなとも思いました。
こんにちはasparagao! イタリアは公共の場全面禁煙社会になったし、けっこうファシスト的に蓋する行為が増えてきたよね。まぁ喫煙者じゃない私にとっては嬉しい法律だけど。上からの強制的圧力は賛成できないけど、社会のマニフェスト・意見を表示する動きは本当に大切だとつくづく思います。国民が意見を表示しなくなった社会はもうおしまい。それこそコワイ社会だと思います。
チャオmitzさん! その後お元気ですか? ジェノヴァやパルマでのお仕事はいかがでしたか? 私は相変わらず場所を転々としつつ活動してます。
ヴェネツィアの問題、この町は特殊だけど、きっとイタリアの様々な町にもこんな行政と町民の問題がはびこってるんでしょうねぇ。Mitzさんみたいにいろんな町を見てきた人には、よりいろんなことが見えてくるんじゃないでしょうか。
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