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2008年 09月 23日
9月13日、ついに東京銀座にH&Mがオープンした。
H&Mとは、スウェーデン発祥の低価格衣料店。ファストフードになぞらえ、ファストファッションと呼ばれるほど、素早く入れ替わる商品展開で世界的な人気を誇る。最近ではマドンナ等有名人をモデルに起用したり、トップデザイナーを招くことによって、そのブランド力を一気に向上したことで有名である。 この記事によると、日本上陸オープン当日は5000人近くが列を成し、最大待ち時間4時間を記録したとか。 …しかし、率直に言うと、それほどの価値がH&Mにあるかは疑問である。好みの問題と言われればそれまでかもしれないが、メディアや噂に煽られてるだけなんじゃないかしら? ミラノに数知れず存在するH&Mは、(特にお小遣いの少ない)若者に大人気であるし、いつも人で賑わっている。しかし、数年前のH&Mが、日本のイトー●ーカドーと似たり寄ったりの質&デザインであったこと、そして実際購入した服は、すぐに穴が開いたり壊れたり。実際、けっこうダサい服も多いし、とにかく質が低い。 ストックホルムのH&Mへ赴いたときは、キッズやメンズ、鞄や小物のラインナップ、その品揃えにグっときて、実際買いまくってしまったけれど、いずれもすぐに穴が開いたり変色したり。まぁ安いから仕方ないといえばそうなんだけど、同じ安物/消耗品でも、個人的には圧倒的にスペイン系ZARAや日本系ユニクロのほうが勝ってるように思う。ZARAのコートやユニクロのジーンズなんてかなり秀逸だ。 でも、確かに安いだけにエキセントリックなフォルムの服を冒険したり、いろんな色をまとめ買いしたり、利点も勿論ある。 ただ、日本人の、この4時間待ち…という事実に驚愕しただけ…。これでもかってほど物と情報に溢れる日本で、どれだけの人が満足してるのか、ちょっと興味あり。
by caopom
| 2008-09-23 06:07
| ファッション
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