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2007年 03月 10日
本年度の日本人学校美術講座が無事修了。昨年に引き続き今年も数ヶ月に渡ってアシスタントとしてのお仕事の依頼があり、こどもたちのエネルギーにたっぷりふれることができた。造詣あそび、工作、クロッキー、模写、版画、音楽やお話から着想したイメージなどなど、様々なプログラムをこなしてきた小学生たち。今年は特に6-7歳の小学1年生も多く加わっただけに、初めて美術に取り組む新鮮な感性に驚かされることも多かった。脳みその凝り固まった大人が失った、自由な発想やシュールなイメージが次々と飛び出して、毎回楽しく子供たちとふれあうことができた。教える…というよりも子供たちから教わることのほうが多かったような気がする。
幼稚園から小学校4年生くらいまでの期間は、いわば感受性のスポンジ期間。なんでも吸収して自由自在にその形を変える。ものの見方、感じ方の基盤ができる期間でもある。そういう時期にいろんなものを作ったり考えたり感じたりしたことは、少なからずその後の人生に影響を及ぼすだろう。 この3月、そんな子供たちも学年修了。引き続きミラノ、もしくは他国、日本で迎える新たな春にむけて子供たちの瞳は輝いていた。
by caopom
| 2007-03-10 03:10
| アート
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