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2006年 10月 16日
彼女の写真を初めて見たのは、確かだいぶ昔、表参道のナディッフで。リトルモアから発売されたばかりの3冊の真新しい写真集だった。うつろな色合いと光が印象的でよく覚えていたが、その後の彼女の活躍ぶりは世に知られる通りである。 滋賀県の祖父母のご実家を13年間撮り溜めた写真スライドを映写する部屋に加え、アクリルグラスや印画紙上の写真を展示する広い空間があった。懐かしい匂いや、音を感じる作品達。彼女のファインダーを通した視点から、その周りにある空気まで一緒に切り取って封じ込めたような。その場の匂いや音が、自然とわき上がるように想像できる。ご一緒した日本人画家も、展示を後から見た日本人の友達も、同じ懐かしさを感じたらしい。日本人だからこそ共有する感覚、に改めて気づかされる。展示を見た異国人、それぞれいろんな感想があるだろうけれど、この匂いや音から喚起される懐かしさは感じ得ないだろう。 その場に居合わせた川内倫子さんとマネージャーでリトルモア(現在はフォイル)創設者の竹井正和さんにご挨拶し、ひょんなことから1時間程ガリバルディ近くの隠れオステリアで一杯ご一緒した。 竹井さんは独特&型破りな編集者として知られていたが、ご本人の外見&ファッションからしてかなり個性的!淡々と話す様は好感が持て、格好いいものに効く嗅覚の話しは納得がいく。さすがにトッカフォンドの本を日本で普及させているだけある。もしかしたらミラノで初対面する前に、地元競艇場駅前ですれ違っていたかも…。彼の人生についての本も発売中とのこと。川内さんも落ち着いててナチュラルで素敵な方。作品が本人を物語っていた。その後はブラジルへ遠征…とのことで、今後のご活躍を期待したい。 Corso como 10 Galleria Carla Sozzaniにて10月29日まで。
by caopom
| 2006-10-16 09:37
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